DTX-200 X線骨密度測定装置

OSTEOMETER MEDITECH A/S(デンマーク/オステオメータ社


「限られたスペースの中で高精度な測定を,効率よく確実に行いたい」
コンパクトなボディに凝縮された先進のメカニズム。
扱い易く洗練されたソフトウェア。
そしてこれらが機能的かつシンプルにまとめられたこのDTX-200は,扱い易さのみならず,人為的誤差などのマイナス要因をシステム上からできるだけ排除することで,より正確でスピーディな検査環境を実現。
骨粗鬆症スクリ−ニング用としてだけでなく治療のモニタリング用など,クリニックにおける診断から車載による検診まで,これからの骨密度測定ニーズに高いレベルで応えるために開発された最新の小型DXAシステムです。

image


 特  長



  1. 簡単で確実なポジショニング
    • 椅子に座り片手を入れるだけで確実なポジショニングが完了しますので,負担が少ないうえ正確でスピーディな検査が可能です。

  2. 高速スキャン,魅力のソフトウェア
    • スキャニングからROI(関心領域)の検索に至るまでの一連の作業はコンピュータが自動制御しますので操作が容易なばかりでなく,一定ROI(橈骨・尺骨間8mmの部位より24mm幅)の確実なスキャンが高精度な測定を可能にしています。
      また,スキャンの種類はDISTAL,ULTRA,TOTALの3タイプから,スキャンスピードは精密,標準,高速の3種類からそれぞれ選択でき,目的に合わせて使い分けることが可能です。

  3. 分かり易い測定結果
    • DTX-200のイメージ分解能は0.4×0.4mm(精密モード時)と圧倒的な高精度を誇ります。最大19段階のカラー表示で骨密度の分布を瞬時に知ることができます。もちろん,測定結果をその場でプリントアウト(日本語)することが可能ですので,患者さんへの訴求力に差がでます。



 仕  様



X線管電圧 55kVp
X線管電流 0.3mA
X線ビーム DXA(デュアルエネルギーX線 29.5keV/47keV)
Kエッジフィルター方式
スキャン方式 X線レクチリニア(矩形)スキャン
スキャン部位 前腕部遠位部と超遠位部
ROI(関心領域)オートリサーチ機能
スキャン時間 1,2,4分(3モード選択方式)
イメージ表示 19段階カラー骨密度分布表示(分解能=0.4×0.4mm)
(10段階表示,モノクロ表示も選択可)
測定精度 CV=1.0%以内(健常者平均CV=0.5%以内)
放射線量 0.02〜0.03mSV(2〜3mR)〈実測値〉
外部漏洩線量 0.20μSV/h(0.02mR/h)〈X線ビーム照射口より1mで〉
検 出 器 デュアル・ダイオード検出器
キャリブレーション ライン・バイ・ラインでのシステム自動キャリブレーション
サ イ ズ 29cm(幅)×59cm(長)×78cm(高)
重   量 53kg
コントローラ IBM PC互換コンピュータ
(Pentiumプロセッサ搭載タイプ)
(コンピュータの仕様は都合により変更されることがあります。)
プリンタ インクジェット方式カラープリンタ
外部記憶装置 光磁気ディスク(オプション)
電   源 100V(AC±10%)
2.2A(システム全体≦10A),50/60Hz
使用温度範囲 15℃〜30℃
使用湿度範囲 10%〜80%







  • 販売名:DTX-200型オステオメータX線骨密度測定装置
  • 製品仕様は予告なく変更することがございますのでご了承下さい。
  • 本製品に関するお問い合わせは,こちらへどうぞ。

TOYO-MEDIC

診療内容に戻る