Q26;
私は最近、膝の関節に水がよく溜まってしまます。濁っていてリウマチかもしれないと、お医者さんにいわれてしまいました。仕事の都合でなかなか検査が出来ません。リウマチを放っておいたりするとどうなりますか?痛みや水がたまるのは、つねにつづくのですか?


A26:
年齢的には、リウマチ性関節炎や半月損傷などの外傷が原因で、膝の関節に水がたまります。リウマチ性関節炎には何種類かありますが、代表的な慢性関節リウマチですと、無治療で置いておくとやはり進行します。もちろん水は溜まり続け、次第に関節軟骨の破壊が出現します。抗リウマチ薬もすぐれた効果のものも出てきております。早期に専門医に診断をつけてもらうようにお勧めします。


Q25:
僕は鼻血が出やすほうなんですが、貧血ぎみになると骨が弱くなったり、骨が太く成長しないなんていうことはありますか?

A25:
鼻血で貧血になることは少ないですが、貧血になったからといって骨がもろくなったり、成長が悪くなったりすることはありません。


Q24:
26歳の女性です。2年くらい前から痛めていた膝が最近ひどくなり先日整形外科にかかったところ「半月板が損傷している、痛み止めの注射を打つから様子を見てくれ、一週間たっても痛かったら手術をする」と言われました。これは、痛み止めを打っていればいずれ治るという事なのでしょうか?素人考えでは、一生痛み止めでごまかすのなら手術をして早く完治させたいと思うのですが、無理なのでしょうか?

A24:
半月板損傷の場合、以前に傷ついた半月板がさらに何かの原因で傷がさらに広がってしまうということはよくあります。その際、関節内に炎症が起き、痛みの原因になることがあります。その炎症性の痛みを取るために、副腎皮質ホルモン(ステロイド)やヒアルロン酸(商品名:アルツなど)を関節内に注入します。痛みが取れればとりあえず経過をみることが通常です。
しかし、中には早期に変形性関節症になってしまう場合もあります。そこで、痛みが取れない場合はMRIや関節鏡などで関節内の検査をします。その結果半月板が損傷されていれば、必要に応じて手術をしますが、問題は半月板の手術を受けても半月板がもととおりにならないことが多いということです。半月板はうまくいけば縫合できますが、場合によっては部分切除をしなくてはならないことが多いわけです。すなわち、手術でとりあえず痛みがとれても、やはり、変形性関節症に早期に移行することもあり得るわけです。そのような理由で医師としては関節注入で治したくなるわけです。

以上、なかなか難しい点もありますので、今後、どのような方針で治療していくか先生とよく相談しながら決めていってください。


Q23:
眼科で視力低下と言われ大学病院でも診てもらいましたが目には異常が無くMRIも異常なく交通事故(昨年9月)時の鞭打ちかストレスが原因と診断されました。眼科では治療方法がないと言われたのですが何か治す方法はないのでしょうか?

A23:
頚椎捻挫で視力が落ちたなどの訴えは患者さんから良く聞きます。頸椎捻挫で自律神経が障害されると、視力にも影響があってもおかしくありません。ただし、眼科の先生にお願いするとほとんどは事故の影響はわからないとの返事が多いようです。視力の矯正は眼下の先生とよくご相談ください。


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