Q43:
うおのめ・たこの再発防止には、出来るだけ、足にぴったりした靴を履いた方がよいのですか、それとも、ゆったりした靴を履いた方がよいのですか?また、中敷きは有効ですか?靴下も厚手の方が良いでしょうか?
A43:

再発防止はやはり、うおのめ、たこの部分が当たらない履物を使用するようにすることです。ハイヒールなど先の細い靴は厳禁です。しかし、ゆるゆるの靴だと趾先がぶつかるので、足首から足背がしっかりしまって、足が靴の中で遊ばず、趾先がゆとりがある靴が良いと思います。紐のあるレースシューズは履くたびに紐を結びなおすことが肝心です。
足はいわゆる土ふまずがしっかりあることが重要です。土ふまず(足のアーチ)がないと足は横に広がり、扁平足、更には外反母趾という状態を引き起こします。扁平足や外反母趾になると、たこ、うおのめができやすくなります。このような傾向のある方は予防のために、とくに土ふまずと中足骨頭部分が盛り上がっている中敷(足底板)を使用することが理想です。
たしかに厚手の靴下も効果があるかもしれません。サンダルでもスニーカーでも足のアーチを考えてあるものは問題ありません。ジョギングも足のアーチと指先の問題をクリアーしているシューズを使用すれば問題は無いと思います。


Q42:
2ヶ月ほど前、肩に寝違えたような痛みから始まり、現在は、肩、腕の痛み、筋肉の無力感、指先の痺れがあります。頚椎の一箇所に、突起があり、それに神経が圧迫されているためと言われたが、もうずっと痛みが治まる事はないのでしょうか?また特別な治療方法はないのでしょうか?

A42:

2ヶ月前からとのことですので、年令が原因の頚椎症による神経根症が一番考えられます。頚椎症の骨の変形は治りませんが、神経痛の方はいじめられても、場合によって痺れや運動麻痺が残ることがありますが、4ヶ月から長くて一年くらいで自然と治ることが多いようです。いずれにしろ、痛みを緩和する保存的治療には頸椎牽引、低周波治療、さらに病院ではブロック治療などが行われます。
しかし、レントゲンなどを見ないと分かりませんが、頸椎の狭窄症や難病の一つの後縦靭帯骨化症の場合は長期間、痛みが治らないことがあります。この場合は痛みだけでなく、脊髄の症状(下肢の筋力低下など)が強く出る場合は手術療法も選択されます


Q41:
私は二年前から右手中指RSDになり,半年前から右肘が痛くなり右手小指と薬指に痺れが出てきて感覚が無くなってきました。病院診てもらい、MRI、電気生理学的検査を受けましたが異常がなく、今では以前よりも症状がひどくなってます。痛み止めを打ってもらっても3日程度しか効きません。結局、主治医からは「右肘RSD」と診断されましたが、右手から右肘にRSDが飛ぶ事はあるのでしょうか?

A41:
RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)は浮腫、皮膚の血流の変化、皮膚の異常知覚、汗腺の異常などが見られる神経が関
係する疾患です。上肢の場合、頚神経が原因となり、肩、肘、手指にかけて症状が出現します。指だけのRSDは軽症で、肘や肩の症状、特に肩は五十肩のようになることが多いです。


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