Q83:
1ヶ月半以上前に転んで右手の薬指を強く打ってしまいまいました。あまりにも腫れと痛みが強く翌日病院へ行きました。そして、今UKに滞在しており医師に相談したところ、レントゲンを取ってもらいましたが、骨はノーマルなので直ぐに治るとこ事でした。ただの突き指だと診断されましたが1ヶ月以上経過した今も痛みは軽くなりましたがジョイント部分の赤い腫れが納まらず、再度数日前UKの病院を訪れました。再度のレントゲンでも異常は見られず、第一関節は曲がりますが、指のジョイント部分は殆ど曲がらず、曲げようとすると痛みがジョイント部分に走ります。1ヶ月以上固定していたのですがそれが原因でしょうか?このような症状だと指はどのような事が考えられますか?指の屈筋腱か側副靭帯損傷が負傷しているのでしょうか?

A83:
当初、骨損傷がなく、痛みと赤く腫れ、外傷性とのことで、側副靭帯やその周辺組織の損傷と考えます。第一関節(DIP関節とおもいますが)が曲がるということなので、屈筋腱損傷はないと考えます。曲がらないジョイントはPIP関節と思われますが、一ヶ月も固定していると、ほとんどが拘縮してしまいます。現在の段階では、まず拘縮を改善することが重要です。痛みは少しあるかもしれませんが、どんどん曲げ伸ばししてください。その際その指の力!で曲げ伸ばしすることが重要です。、曲げ伸ばしをする際に隣の指と寄り添うように1センチくらいの幅の狭いテーピングをしてすると良いと思います。場合によっては後遺症として残ってしまうこともありますのでがんばってやってください。

Q82:
抜糸した後に、肉の中から抜糸したはずの糸が1週間ぐらいしてから飛び出してきて痛いので、また病院へ行ったら、先生が、「この糸は体の中に残っていても問題ない糸なんです」と言い、飛び出している糸だけ取り去ったのですが、糸の結び目が肉の中に入っていて、痛くて全部は取れませんでした。体の中に、糸が残ったままで、問題ないのでしょうか?よろしくお願いします。

A82:
現在では皮膚縫合に使用する縫合糸は皮膚反応のほとんどないナイロン糸などが使われ、体内に残っていても問題はないとされています。一般の手術では抜糸のできない神経、血管の縫合にもナイロン糸が多く使われています。実際に使用された縫合糸の種類は主治医にお尋ねください。

Q81:
14才女性。野球肘で「冷やすといい」と言われてしているのですが、他にもケアのしかたはあるのですか?あと、何も動作をしてないのに痛くなるものですか?

A81:
野球肘は使いすぎによる関節炎から進行して骨軟骨の血行障害、関節軟骨や骨の変形を引き起こします。関節変形になると関節の動きが制限され、元に戻りません。関節炎を起こしかけたら冷やすことですが、その前に関節炎を起こさないように、基本的な注意は使わないことです。何も動作をしてないのに痛みがあるのは、関節炎や骨の血行障害などがすでに起こっている可能性があるので、主治医の先生に良く診て貰ってください。



Q80:
56才母ですが、以前から首の調子がよくなく、眩暈もするというので近所の病院に行ったところ頚椎後縦靭帯骨化症といわれました。 時期をみて手術もすすめられました。この病気はどういうものなのか詳しく知りたいのです。手術をするとしたらどういう手術になるのか、教えてください。

A80:
頚椎後縦靭帯骨化症(OPLL)は、脊柱を縦走する後縦靭帯が骨化し増大する結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫されて神経麻痺などの症状を引き起こす病気です。病状はゆっくり進行しますが、病状が進んで脊髄症状が発現し、歩行障害などの症状が出現するのが困りものです。脊髄症状が出た場合は手術をする場合があります。手術は狭くなった脊柱管を広げる手術で、高度な技術を要します。詳細は主治医の先生にお聞きになってください。
難病情報センターHP
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/034.htm

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