Q87:
3年ほど前にある病院で右肘部管症候群と診断され、右肘の神経の圧迫を開放する手術を受けました。今の状態は、3年前とほとんど変わりません。右手のひらの小指側面の筋肉と、各5指の間の筋肉が衰えており、薬指、小指にしびれがあります。今もその病院にたまに薬をもらいに行っているのですが、治るのでしょうか?薬の名前は、ユベラとメチコバールです。何でもいいので、この病気に関することと対処法を教えてください。
A87:
肘部管症候群は尺骨神経が通る道でご存知のように肘の内側(尺側)にあります。肘が曲がるところなので条件は悪く、尺骨神経が引っ張られたり、靭帯などや外部から圧迫されたりします。その結果、尺骨神経の麻痺症状が出易いわけです。手術はその肘部管を切り開き、神経を通りやすくする手術です。神経は損傷しやすく、肘部管症候群で締められた神経の損傷の程度が予後に関係します。また、痛みが出たり、広がるようでしたら他の原因の頚椎症などによるものかもしれませんので主治医の先生に良く見てもらってください
Q86:
小生7年前から膝が痛みだし、かかりつけの内科の先生に、大学病院を紹介され診察を受けましたが、主治医の先生は小生を一瞥し「貴方は老人性の変形性膝関節症で治りません」と言いました、本当にそうですか、病気なら治ると小生は近代医学を信じていますが、今でも不治の病は有るのでしょうか、又手術は種々問題があり、やらない方が良いと言われますがどうしてですか、小生後10年は自分の足で歩いて見たい所があります。宜しくご指導お願いします。
A86:
変形性膝関節症は年齢的なもので、変形そのものは現代の医学でも、もとに戻すことができません。先生がおっしゃったのはこのことかもしれません。しかし、痛みなどの症状は注射や鎮痛薬、理学治療などで軽くすることはできます。しかし、それでも症状が改善しない場合は膝そのものを全部取り替える手術が選ばれるわけです。手術をするかどうかは個人個人が判断し決めるしかありません。手術については、いろいろな条件があり、やらない方がよいということは一概には言えません。充分、担当の先生と相談し、またアドバイスを受け、今後の治療をしていってください。
Q85:
伸筋腱断裂と医者に言われてから、もう1ヶ月以上経っています。今はテーピングのようなテーピングでないもので固定しています。この怪我はどのくらいで治るものなのですか?とにかく部活がしたくて仕方ないんです。
A85:
伸筋腱断裂の部位はドコでしょうか?指先の関節(DIP関節)の伸筋腱断裂はくせもので、きちんと2ヶ月から3ヶ月固定しないと再発をします。きちんと固定しても、完全に伸びなくなるなどの後遺症を残すことが多いようです。
焦らないように、主治医の先生とよく相談して治療して行ってください。
Q84:
ガングリオンで悩んでいるのですが、Q&Aを拝見しまして近所の病院で低出力半導体レーザー治療を行ってくれる所を探しました。幸い見つけることが出来、一回5分で2回受けました。ただ実際そちらで治療を受けた事がないので、これでいいのか不安です。レーザーの光を少しずつずらしながら5分当ててます。一度液を抜いてから当てた方がいいのかなとも悩みます。もしよろしければ教えてください。
A84:
当院でも一箇所3分から5分程度で照射しています。だんだん小さくなってくれば効果は出ていると思います。ただ、3週間程度経過しても全く変化がみられない場合は中止することもあります。やはり、液を抜いてからの方が効果があるようです
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