Q95
2歳の娘の手を引いたところ、痛がり手を上げなくなったので、翌日近くの整形外科に行きました。先生が肘を何度も曲げ伸ばしをされ「肘が脱臼していたようですが、もう自然に入っているようです。」とのことでしたが、まだ動かすと痛がり腕を使おうとしません。このまま様子をみていて良いのでしょうか?

A95:
小児の場合、手をひっぱたり、転んで腕をひねった時などは肘関節の中の輪状靭帯が引っかかって亜脱臼状態になる場合があります。肘内障といいます。時間が経つと整形外科医でも整復しづらいことがあります。2日経過してもまだ痛みが残るということは、まだ整復できていないことも考えられます。痛みが続くようなら、骨折ということは可能性は少ないとは思いますが念のためレントゲン検査なども受けておいた方が安心です。いずれにしろ、諦めず、治るまで何回も整形外科に受診してください。


Q94
先日、左手の甲に腫瘤があり「ガングリオン」だと自己診断をしていました。その後、ぶつけたなどの記憶はないのですが、消えていました。「ガングリオン」は自然に消えたりするものなのでしょうか?回答お願いいたします。
A94:
ガングリオンかどうかは診察しないとわかりませんがガングリオンは液体の入った袋なので、大きくなったり小さくなったりします。


Q93
3ヶ月前に親指内側の第一関節の少し上を、ガラスで切ってしまいました。救急で3針縫う処置をしてもらい、一ヶ月程で通院治療が終わりました。まだ指先の感覚がなく、もしかしたら完全にはもどらないかも。と言われています。まだ物がつかめない状態でとても不自由な思いをしています。もしかして神経を切ってしまったのでしょうか。痛さと怖さで傷の深さを見ていません。もう一度治療を受けた方がいいでしょうか。

A93:
すでに3ヶ月が経過しているのに症状が強いといことから神経損傷が疑われます。神経損傷の程度、状態によっては手術のような治療も不可能なときがあります。主治医の先生に良くご相談下さい。


92:
自分の息子は野球をやっており、中学校2年生のときに膝離断性骨軟骨炎で両膝の関節鏡手術を受けました。右はドリリングにて修復。左は症状が右よりも悪かったらしく同術式プラス生体内吸収ピンにて固定する手術を行いました。 半年後では経過は良好みたいでしたので、高校は野球部に入りました。入部一ヶ月後には左ひざ状の態が悪化し、膝を曲げるたび疼痛があるため歩行も困難な状態になりました。 X線検査で診断してもらった結果、軟骨がはがれかかっているのが痛みの原因で運動を止めて回復を待つか、あとは骨軟骨移植しかないとのことでしないとのことでした。 本当にそれしかないのでしょうか?また、最近レーザー治療というものを聞きましたがこのような症例で治療することはできないのでしょうか。

A92:
膝離断性骨軟骨炎は関節内の骨軟骨の損傷なので、骨軟骨が修復しないと治る方向には行きません。レーザーが血流を良くするなどの効果があれば、少しは期待は持てますが、残念ながらレザーには
そのような効果はありません。保存療法の理学治療として骨の血流を良くする治療は多少効果的に働くとは思いますが効果の程は不明で消極的な治療ということになります。後遺症を残すことが多い疾患なので、治療方針については、よく主治医の先生とご相談下さい。


Q91
私は、以前から肩こりはないのですが、首だけはよく凝ってました。10日前に少しずつ首の痛さに気づいて、夜には動かす為には手で支えながらじゃないと動かせないくらいになってしまいました。翌日、整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたが、筋肉の腫れだと言われて、湿布と炎症押さえる薬と、痛み止めを頂きました。今日になって、やっと首を動かす事は出来るようになりましたが、やはりかなり痛いです。やはり筋肉の腫れなのでしょうか?

A91:
症状が強いので、頚椎の関節(椎間関節)の痛みかと思います。いわゆる寝違えや頚椎捻挫で痛めるところです。急性期は関節の安静と鎮痛剤で経過を見ると良いかと思いますが、具体的には主治医の先生にご相談下さい。


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